E-スクラップ処理で社会に貢献する
E-スクラップとは
家電やパソコン、携帯電話やスマホ、ネットワーク機器など、各種電子機器類の廃基板は、金・銀・銅・パラジウムなどの有価金属を高濃度に含有する金銀滓(E-スクラップ)と呼ばれ、貴重な製錬原料の新たな供給元(都市鉱山)として近年注目を浴びております。
年間処理量
三菱マテリアルグループにおける処理能力は年間約16万t。
全世界の発生量80万tの約20%を占めています。
リサイクル率の向上によりE-スクラップ市場の拡大が見込まれることから、処理能力を2030年度末までに、年間約20万tまでさらに拡大することを目指しています。
処理内容
有価金属リサイクル施設にて廃棄物・E-スクラップ等を粉砕・選別し、金・銀・銅等の成分を抽出。銅製錬用の原料(スラグ・メタル)として回収しています。
貴重な資源を無駄使いせず、リサイクルによって還元し、価値ある金属として生まれ返らせています。
また、廃棄物から出る熱も発電用蒸気として利用しています。
処理フロー
参考:直島製錬所 有価金属リサイクル施設
環境情報
参考:直島製錬所 維持管理情報
社会貢献
持続可能な豊かな社会の発展のため三菱マテリアルグループの一員として、世界No.1処理量のリサイクル業務を今後も効率良く運営、拡大していき、資源や環境、地域コミュニティーへの貢献を推進していきたいと考えています。