小名浜製錬(株)小名浜製錬所




熔 錬 工 場
   当所では新たに三菱連続製銅法のS炉を導入し、平成19年12月から稼働しています。
  銅(30%)・鉄(25%)および硫黄(30%)の銅精鉱を酸素富化した空気とともに炉内へ吹込み、
  鉄や硫黄の酸化反応熱を利用して熔解し、約1230℃の熔体を産出します。
  熔体はハ(カワ)と゚(カラミ)からなり、樋を通って反射炉まで流れていきます。
  ハの銅分は約60%です。
   反射炉では微粉炭を燃料にして銅精鉱を熔解し、ハと゚に分離します。また、S炉から流れてくる
  ハと゚を受け入れ、分離します。また、シュレッダーダストを焼却処理することにより、その燃焼熱
  を石炭の代替として利用しています。 
   転炉では、反射炉で産出されたハに硅石を加え、空気を吹き込み、鉄を酸化させ゚として分離します。
  残った白ハ(銅分75%)にさらに空気を吹き込み、粗銅(銅分98〜99%)とします。

  
< S 炉 >           < 反 射 炉 >           <  転 炉 >






    転炉で産出された粗銅をさらに銅分99.5%まで精製します。精製された粗銅は
   電解用アノードに鋳造されます。
   当所では、厚いアノードを鋳造する回転鋳造機と薄いアノードを鋳造するヘイズレット
   連続鋳造機の2系統の設備があります。

    
< 回転鋳造機 >          < ヘイズレット連続鋳造機 >