ホーム > 事業情報 > リサイクル

リサイクル

ASR処理国内トップ

廃自動車から発生するシュレッダーダスト(ASR)国内発生量の約15%を処理し、自動車リサイクル法で適正に処理された車のリサイクル90%達成に自動車メーカーとともに貢献しています。

銅製錬プロセスリサイクル

銅の製錬設備、技術を利用することにより、シュレッダーダストなどの様々な産業廃棄物を処理し、金属の回収(マテリアルリサイクル)・熱の回収(サーマルリサイクル)を計り、リサイクルを実施しています。
これにより、従来埋立処分されていたものを資源として活用することができます。
小名浜製錬所の銅製錬&リサイクル

マテリアルリサイクル

銅の製錬技術を利用することにより、銅、金、銀、白金、等を金属として回収し再利用することができます。
その他の素材は水砕カラミとして回収され、セメント原料などに製品(製品名:カラックス)として販売されます。

サーマルリサイクル

ゴム、ウレタン、樹脂等の可燃物は熱エネルギーとして活用します。
これにより貴重な石炭、重油等の化石燃料を節減することができます。

無公害プロセス

銅の製錬では鉱石中の不純物が環境に悪影響を与えないように、炉内での高温処理、電気集塵機や湿式吸収設備(硫酸、石膏工場)の設置を行っており、廃棄物の処理においても無害化処理が行われます。
ダイオキシンも1,300℃以上での高温処理及び亜硫酸ガス共存雰囲気で処理するので、ほとんど発生しません。

選別工程の省略

従来の廃棄物処理工程では破砕、粉砕、選別の組合せにより、多大な設備投資や運転費を必要としますが、当社のプロセスでは前処理工程を少なくして直接炉内に装入し処理できること及び製錬プロセスそのものが高温や電気分解を使った選別プロセスであることから、競争力のある運転費で処理することができます。

取扱い品目

・シュレッダーダスト
・廃プラ
・廃基盤
・鉱さい(鋳物砂、脱硫スラグ)
・廃油
・金属くず
・排水処理汚泥
・もえがら、ばいじん

関連資料

2023年度小名浜製錬所のASR投入施設活用率


現代の都市は資源の宝庫