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大出 拓実
  • 熔錬課 熔錬係
  • 大出 拓実(20代) 

  • 工業高校出身

仕事内容

反射炉※1の操業に携わっており、鉱石の装入、炉内熔体の抜出、熔体が流れる樋の整備などを担当しています。当社の反射炉は、石炭やシュレッダーダスト※2などを燃料として炉内を加熱し銅の鉱石を熔解するとともに、カワ(銅分約60%、約1160℃)とカラミ(銅分約0.7%、約1300℃)という2種類の熔体に分離する役割を持っています。

※1 反射炉…電気銅を製造する過程で計4つの炉を使用するが、反射炉は2番目に使用する炉

※2 シュレッダーダスト…廃家電や廃自動車を破砕し、金属などを回収した後に、産業廃棄物として捨てられるプラスチック・ガラス・ゴムなどの破片の混合物のことで、当社ではリサイクル燃料として使用している。

仕事のやりがい

入社当時は、先輩たちが当たり前に作業していたことが全くできませんでしたが、3ヵ月、1年と経つにつれて、自分も同じことができるようになりました。
3年以上の経験を積んだ今では、後輩に作業を教えるときに自分の経験を活かしてアドバイスをすることができ、後輩が自分と同じように作業できるようになった姿を見ると、自分が先輩としての役割を果たせるようになったとやりがいを感じます。

写真1

技術取得のサポート環境

私の職場ではフォークリフトの運転や玉掛け作業のように資格が必要な作業がありますが、資格を取る際には会社がサポートしてくれます。県外での受験も交通費や宿泊先の手配などを全面サポートしてくれるため、資格取得に集中できます。

現在の職場に対してどのような印象を持っていますか?

上司や先輩と話す機会も多く、仕事で困ったときにも相談に乗ってくれるため、非常に親しみやすい職場環境であると思います。レクリエーションなどの会社行事や、プライベートでは趣味の釣りやゴルフ等を通じて、年齢、職場を問わず様々な社員と交流しています。

写真2

小名浜製錬へ入社して驚いたこと

小名浜製錬に入社して驚いたことは、まず日常生活からは考えられない1000℃を超える高温の熔体が間近にあることです。テレビで見たことがある、火山噴火時に火口から噴き出る溶岩に似ていて、不思議さと力強さを感じました。反射炉の熔体は操業条件により粘り気、色といった変化があり、日々変化する姿はとても不思議で魅力的です。

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